私はアパレル販売という仕事を通し、毎日たくさんの方を試着室にご案内したり靴の試着を受けています。男性も接客しますが、担当がレディースのため女性客がほとんどです。
そのタイミングでお客様は必ず靴を脱ぐ必要があるのですが、やっぱり気になってしまうのが足の臭い。
- 試着室に入りたくない
- 臭いが残らないか心配
自分の靴の臭いがキツイ - 恥ずかしくて靴の試着ができない
- 店員の目が気になる
多くの方がこういった悩みに直面していると思います。
自分自身、強いコンプレックスを抱えているデリケートな問題なのでその気持ちがよくわかるんですよね。
そんな気になる足の臭いですが、やっぱり店員さんは気付いています・・・
どんな時に試着室で足の臭いは店員にバレる?
アパレルショップの店員や、靴屋の店員はお客様の足の臭いに様々なタイミングで気づいています。
実際によくあるのがこんなシーン。
脱いだ靴を揃えるとき
お客様が脱いだ靴を揃えるとき、靴の臭いにまず気が付きます。
もしくは靴を脱いだ瞬間、靴の中で足が蒸れ、溜め込んだ熱が発散されると同時に臭いがブワッと発生するんです。
特に臭い靴の典型的な特徴は
- 手入れされていない汚い靴
- 蒸れて湿った靴
- 通気性の悪そうな素材
これらに該当するとかなり怪しいですので、自分で靴を揃える癖をつけておきましょう。そうすることで気づかれない場合もあります。
裾直しをするとき
パンツの裾直しをするときはもっとも足の臭いに気が付くポイントです。
男性の場合、フルレングスならどんなパンツほとんど裾直しが必要になるのですが、直で足元に近づくため足が臭い方はすぐバレます。
女性でも同じことが言えますが、裾直しが必要なパンツが男性に比べ少ない&裾直しが必要でも直さない方が多いため、男性に比べると気付かれにくいですね。
靴の試着をするとき
靴の試着をするときも当然臭いが気になります。
靴だけでなく靴下のニオイ対策も日々行うことで多少改善されるとは思いますが、足自体の臭い対策をしっかりと行わなければやはり臭いバレは避けることができないでしょう。
試着室に残る足の残り香
後になって気付くパターンが試着室に残った臭い。
フィッティングルームという閉鎖的な空間はどうしても臭いが残りやすいです。足の臭いに限らず、汗やワキガなどの体臭も同様に残りやすいです。
スタッフだけならまだしも次のお客様にもバレてしまう可能性があるため、臭いの問題は本当に深い悩みです。
試着で足の臭いがバレないようにする方法
服を買いに行く際に、少しでも自分の足の臭いを和らげる・バレないようにするための対策を考えてみましょう。
試着前に消臭スプレーで緊急対策
市販の消臭スプレーや即効性のあるデオドラントグッズは、その場しのぎの場面では効果を発揮してくれます。
とはいえあまり効果が大きいものではないので日々の臭い対策としてはあまり意味がありません。本当にちょっとした時に緊急対策として利用するお守りアイテム。できるだけ効果を発揮してもらうには
- 使用前に靴を脱いで、蒸れを逃す
- 靴の中の空気を入れ替えるイメージ
- スプレーを使って数分間をおいて靴を履く
蒸れた状態でさっとスプレーしすぐに靴を履いてもあまり意味はありません。このポイントに気をつけることで効果がさらに期待できます。
しかし瞬間的な効果しかありませんので、過信は禁物。
足拭きシートで対策
タイツやストッキングの上から使える足拭きシートも効果的。
あらゆるシーンで利用できるので、こちらもお守りアイテムとして役立ってくれます。
お店に入る前に靴下を履き替える
可能であれば試着するお店に入る前に靴下を履き変えるのは非常に効果的。
少し面倒に感じるかもしれませんが、清潔な靴下で素足を守ってあげれば足の臭いも和らぎます。このとき、蒸れた足を少し乾かしてから履き替えるようにしてください。
足が湿っているとすぐに臭いが出てきてしまう可能性があります。
通気性の良い蒸れにくい靴で出かける
試着の際に臭いバレを防ぎたいならば、履いて行く靴もなるべく選んでいきましょう。
できるだけ通気性の良いもの・蒸れにくい素材の靴を履いて行くことをおすすめします。逆に通気性の悪い靴の具体的な例をあげると
通気性が悪い靴
- ブーツ
- ラバー素材(レインシューズのような)
- レザーシューズ(実は通気性が悪い)
- ドレスシューズ
こういった靴はすぐに蒸れやすく足がすぐに臭くなります。臭いバレを心配するのであれば、そのときばかりは避けたほうが無難です。
最善策|日々の対策で臭わない足にすること
アパレルショップや靴屋さんで足の臭いがバレないようにできる限り簡単にできそうな対策をまとめましたが、それ以上にまずは足の臭いを取るための日々の対策が必要です。
足の臭いと決別できればどこにいっても気にならなくなりますよ!できることから少しずつお手入れをしていきましょう。